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FM Towns: Free Software Collection 6
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Text File
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1993-07-08
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7KB
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220 lines
------------------------------------
【ソ フ ト名】 時刻管理プログラム『Monet V1.01』
【著作権 者】 アクシア PEC01242
【対応 機種】 FM TOWNS全機種 (TownsOS V2.1)
【動作 確認】 FM TOWNS 2H (TownsOS V2.1 L20A)
【公 開 日】 92/03/30
【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア
【転載 条件】 転載自由
【収録 ファイル】 Monet.DOC : ドキュメントファイル(説明書)
Monet.EXP : 実行ファイル(プログラム本体)
------------------------------------
1.始めに
時刻管理プログラムなどと大袈裟な名前がついていますが、このプログラムは簡単
に言えば、朝、昼、夜の時、それぞれエラーレベル、0、1、2を返すものです。
以前、私がアップした『Michelangelo』に対して、「挨拶するのと同
時に、アニメーションをして欲しい」との声がありました。
ところが、つい先日、Oh!FMTOWNSという雑誌の付録の太っ腹というFDに
アニメーョンツールがついていました。さらに、データライブラリにオープニング
用のデータがアップされていました。そこで・・・・
上の二つのプログラムとデータを使えば、この『Monet』と組み合わせること
により、TOWNSの電源を入れると、アニメーションをしながら、「おはよう!
」とか「こんにちは!」などと、その時の時刻に応じて挨拶をしてくれます。
他にも、あなた次第で使い方は広がります。
なお、電源ONで挨拶+アニメをさせたい方は、以下のプログラムとデータを御用
意下さい。
『動くざんす』 戸田 浩さん作 Oh!FMTOWNS 春の特別号付録
『OPNING.EXE』 北狐さん作 FFMHOB FFMAV データライブラリ
また、上記の『Michelangelo』を使えば、簡単に挨拶だけはさせるこ
とができます。
2.履歴
1992年3月29日、考案
3月30日、『Monet V1.01』制作開始、完成(^^;)
3.使用方法
3-1 パラメーターについて
パラメーターは省略できますが、自分なりに時間を変化させたいときは、パラメー
ターを付けて御使用下さい。
RUN386 MONET TIME1 TIME2 TIME3
ここで、時間は以下のようになります。
TIME1~TIME2 → ERRORLEVEL 0 を返します
TIME2~TIME3 → ERRORLEVEL 1 を返します
TIME3~TIME1 → ERRORLEVEL 2 を返します
例. RUN386 MONET 3 9 17
夜中3時 ~ 朝9時まで ERRORLEVEL 0 が返ってきます
朝9時 ~夕方5時まで ERRORLEVEL 1 が返ってきます
夕方5時 ~夜中3時まで ERRORLEVEL 2 が返ってきます
3-2 実際の使用方法
様々な使い方があると思われますが、一番楽しい使い方と思われる使用法を書いてお
きます。
つまり、TOWNSの電源を入れた時、或いはリセットをした時、アニメーションを
しながら、その時刻に応じて、朝なら「おはよう」、昼なら「こんにちは」、夜なら
「こんばんは」と挨拶をしてくれるものです。
(1)必要ファイルの複写
まず、同じディレクトリに以下のファイルを入れます。
MOVDEMO.EXP 戸田 浩さん作 Oh!FMTOWNS 春の特別号付録
MOVREC.EXP 戸田 浩さん作 Oh!FMTOWNS 春の特別号付録
OPNING.MOV 北狐さん作
OPNING.TAB 北狐さん作
FM_1.FMB システムソフトウエアの¥FJ2ディレクトリ内
OHA1_F.SND システムソフトウエアの¥FJ2ディレクトリ内
KONN_F.SND システムソフトウエアの¥FJ2ディレクトリ内
KONBAN_F.SNDシステムソフトウエアの¥FJ2ディレクトリ内
MONET.EXP 時刻管理プログラム (このプログラム)
(2)ファイルの名前変更複写
次に、OPNING.MOVとOPNING.TABを以下の様なファイル名に変
更して、同じディレクトリにコピーします。
ASA.MOV ASA.TAB ←朝用
HIRU.MOV HIRU.TAB ←昼用
YORU.MOV YORU.TAB ←夜用
つまり、中身は同じですが、ファイル名だけは違います。
ここで、以下のファイルが同じディレクトリ内にあるか確認をして下さい。
MOVDEMO.EXP
MOVREC.EXP
OPNING.MOV
OPNING.TAB
FM_1.FMB
OHA1_F.SND
KONN_F.SND
KONBAN_F.SND
ASA.MOV
ASA.TAB
HIRU.MOV
HIRU.TAB
YORU.MOV
YORU.TAB
MONET.EXP
(3) MOVファイルの変更
MOVREC.EXPをダブルクリックして立ち上げます。
まず、ASA.MOVの編集です。変更するのは、PCM音声だけです。
ASA.MOVを読み込み、PCM音声の所が、HELLO_B.SNDとなって
いますが、そこを「OHA1_F.SND」に変更します。
同様に、HIRU.MOVは「KONN_F.SND」に、YORU.MOVは「K
ONBAN_F.SND」にそれぞれ、HELLO_B.SNDから変更します。
(4)TABファイルの変更
ASA.TABの内容を変更します。
play D:\MONET\ASA.MOV
^^^^^^^^←これはMOVなどのファイルが入っているディレクトリに各自変更して
下さい。
同様にHIRU.TAB及び、YORU.TABを変更します。
play D:\MONET\HIRU.MOV ←HIRU.TAB
play D:\MONET\YORU.MOV ←YORU.TAB
(5)AUTOEXEC.BATへの組み込み
AUTOEXEC.BAT に組み込みます。
(前略)
\SYSINIT\SYSINIT
IF ERRORLEVEL 1 GOTO END
\HCOPY\COCO_MEM
\RUN386 \HCOPY\ADDDRV \HCOPY\FORRBIOS.NSD
IF ERRORLEVEL 1 GOTO END
\HCOPY\COCO_MEM
\RUN386 \HCOPY\ADDDRV \NSDD\SMSG.NSD
IF ERRORLEVEL 1 GOTO END
\RUN386 D:\MONET\MONET → ここから書き込んで下さい。
^^^^^^^^^^→自分のパスをお使い下さい。
IF ERRORLEVEL 2 GOTO YORU
\RUN386 D:\MONET\MONET
^^^^^^^^^^→自分のパスをお使い下さい。
IF ERRORLEVEL 1 GOTO HIRU
\RUN386 D:\MONET\MONET
^^^^^^^^^^→自分のパスをお使い下さい。
IF ERRORLEVEL 0 GOTO ASA
GOTO OWARI
:YORU
\RUN386 D:\MONET\MOVDEMO D:\MONET\YORU.TAB
^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^→自分のパスをお使い下さい。
GOTO OWARI
:HIRU
\RUN386 D:\MONET\MOVDEMO D:\MONET\HIRU.TAB
^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^→自分のパスをお使い下さい。
GOTO OWARI
:ASA
\RUN386 D:\MONET\MOVDEMO D:\MONET\ASA.TAB
^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^→自分のパスをお使い下さい。
:OWARI ←ここまでです。
\T_FILE\SCSV.EXE /T30 > nul
CONTROL -v ←『-v』は取ったほうが良いかもしれません。
GOTO EXIT
(後略)
指示された場所以外での動作は確認しておりません。
以上の様に使用しますと、パラメーターがついていないのでデフォルトになり、
夜中3時 ~朝10時まで ERRORLEVEL 0 となります。
朝10時 ~夕方6時まで ERRORLEVEL 1 となります。
夕方6時 ~夜中3時まで ERRORLEVEL 2 となります。
それぞれ、リセットやTOWNSの電源を入れたときに挨拶してくれます。
その他、楽しい使いかたがありましたら是非ご連絡ください。
4.最後に
このプログラムの著作権は『アクシア PEC01242』にあります。
転載は自由に行っても結構です。多くのTOWNSユーザーが使えることを望んで
います。
『Monet』の命名については、前回の『Michelangelo』が芸術家
の名前だったので、今回も芸術家の名前にしました。(^^;)
素晴らしいソフト及びデータを公開して下さった『動くざんす』の作者、戸田 浩
さん及び『OPNING.EXE』の作者、北狐さんには、深くお礼申しあげます。
このプログラムの感想、意見、バグ情報をおまちしております。
1992.3.30
PEC01242 アクシア